2007年11月13日(火) 16時02分
府職員忌引不正取得:計170万円返還命じる 再発防止策も /京都(毎日新聞)
京都市に続いて12日明らかになった、府職員11人の忌引休暇不正取得。府は計約170万円の不正取得分の給与の返還を命じるとともに、会葬礼状のコピーを提出させ、配偶者のおじやおばを対象外にするなどの再発防止策を決めた。
府は、先月9日の京都市での不正取得発覚を受け、職員約7200人を対象に、書類が残っている過去5年分を調査した。忌引の不正取得は、府民労働部の40代男性主査が最多で17回。「異動先の業務になじめず、家族の病気も重なりやってしまった」と話しているという。
山田啓二知事は「あるまじき行為で、深くおわびします。服務規律意識を徹底し、信頼回復に取り組む」とコメントした。【藤田文亮】
11月13日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000242-mailo-l26