2007年11月12日(月) 11時31分
つれづれ、そぞろに鎌倉・お稲荷さんに出会った(ツカサネット新聞)
政子・実朝の墓から鎌倉駅に向かう小道で正宗稲荷に出会った。2匹のキツネにである。ちょっと面白いと思った。この稲荷社は、鎌倉時代末期の刀工、正宗の屋敷跡ともいわれているが、その当時は、この辺りにも野生のキツネはいたはずであろう。
刀剣を鍛えるための守護神として、稲荷社を祀られていたことであろうが、人間たちが額に汗を浮かべて、鉄槌を打っている姿をキツネが遠くから眺めている姿を想像するのは、何か微笑を誘うものがある。2匹の石のキツネは、小道を通る人々をどんな思いで見つめているのか。
木陰にぽつんと向き合って座している姿は神というよりは、野生のキツネに近いものがあり、それだけに生々しい親しみやすさがある。
つれづれ、そぞろに鎌倉・あじさい寺への道
つれづれ、そぞろに鎌倉・北鎌倉駅
つれづれ、そぞろに鎌倉・歩くならこの坂
つれづれ、そぞろに鎌倉・政子の悲しみ
(記者:菊池 道人)
■写真
写真撮影:菊池 道人記者
■関連記事
菊池 道人記者の書いた他の記事
「地域・地域情報」カテゴリー関連記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071112-00000000-tsuka-l14