2007年11月12日(月) 10時00分
会話だけでカップルは成立するか?“暗やみ合コン”に参加してきた(R25)
真っ暗闇で合コンしたら、ルックスにとらわれず、本当に相性の良い相手が見つかるのではないか。
と思いついたのは、フリーマガジンR25の6月28日号記事『暗やミール』の取材現場にて。“暗やミール”とは、一寸先も見えない闇でお食事をとる、欧米生まれのワークショップ。参加者同士は初対面にもかかわらず──暗闇への不安からか、相手の表情が見えない安心からか──控えめに言って“ものすごく”盛り上がったんですよね。
「いっそ合コンにしましょうよ」という冗談半分の提案に、暗やミールの発起人であるNPO法人SIEN・島田亮司さんが「面白そう」と本当に開催することになりまして。本誌にも責任があるので参加させていただきました。
この“暗やみ合コン”。男女が暗闇で初遭遇するべく演出が徹底してます。集合場所や集合時間は男女バラバラ。
とりいそぎ男性が会場に案内されたのち、名前による先入観を払拭すべく参加者に番号と名前が与えられます。自分は2番のジョン。
席の移動もあるとのことで、本当の真っ暗闇に案内される“暗やミール”とは違い、今回は参加者が目隠しをして暗闇状態をクリエイト。待つこと数十分。いよいよ女性陣が会場入り。みなぎるテンション!
まずは握手をしつつ、1対1の総当たり自己紹介戦。出しうる限りの美声で(見えないのに)「今日はおめかししてきました!」なんつう冗談に「そうなんですか」と普通に返される始末…。
見えないながらも、第一印象はやさしい雰囲気が好印象のキャサリンさん。ジュリアさんは声が素敵。スーザンさんは醒めてるけど本音で話せそうかも。
そうこうするうち、女性陣の第一印象アンケート結果が、男性陣に配られる。このブロックの手触りは…間違いなく数字の「1(位)」! この合コン、もらったカモ!
その後、対面した方にお料理を食べさせてあげるなど各種イベントが発生しつつ、2時間に及ぶ暗闇での交歓が終了。最後に「この人!」と思える相手の数字か名前を書いて、結果を待つものの…。