2007年11月11日(日) 10時00分
フーミンも驚いた!豊胸ビジネスのトンデモ実態(日刊ゲンダイ)
貧乳に悩む女性のコンプレックスにつけ込み、根拠もないのに“豊胸効果”をうたった化粧品や健康食品を売っていた悪徳業者が摘発された。
経産省から3カ月の業務停止命令を受けた都内の通販会社「オーグ」は、インチキ化粧品「ナパイアブレスト」半年分を30万〜50万円で販売。商品の紹介HPではタレントの細川ふみえと三原じゅん子を“広告塔”として利用し、年間3億円も荒稼ぎしていたからオドロキだ。
しかし、これは氷山の一角。国民生活センターには、こんな相談も寄せられているという。
「ジェルやクリームなどの塗り薬、サプリメント感覚で飲む錠剤のほか、蒸気や超音波を使った豊胸器具に関する苦情も多く寄せられています。『効果がない』『解約料が高すぎる』『錠剤を服用したら体調を崩した』といった内容がほとんどです」(情報分析部)
すべての商品がインチキではないだろうが、業者はアノ手コノ手で買わせようと、次々と新商品を開発している。いまや“豊胸ビジネス”の市場規模は100億円とも200億円ともいわれている。
「オッパイに着ければ吸引効果で乳房が膨張していくというシリコーンブラ、胸に電流を流して筋肉を鍛える電極パッドなんてモノも1万〜2万円で売られています。女性ホルモンに作用するという錠剤やジェルはせいぜい数千円ですが、相乗効果をうたっているため、あれもこれもで数万円に膨れ上がる。女性の好きなチョコやクッキーなどのお菓子、紅茶やココアに形を変えた豊胸サプリもあります」(美容ライター)
男は必ずしも巨乳好きばかりじゃないのに……。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000012-gen-ent