2007年11月11日(日) 10時00分
株暴落 372円安 1万5700円台に(日刊ゲンダイ)
8日の東京株式市場は、ニューヨーク市場でダウ平均株価が360ドルも急落した流れと急激な円高進行が直撃し、全面安の展開となった。
平均株価は取引開始から200円以上も下げ、いきなり約7週間ぶりに1万6000円を割り込んだ。その後も下げ止まらず、下げ幅は一時400円近くも拡大し、前日比372円71銭安の1万5723円97銭と、1万5800円台を割り込んで午前の取引を終えた。これで取引時間中としては5日続落。
東証1部の全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も44.09ポイント低い1512.60と急落した。
8日午前の東京外国為替市場では、米国のサブプライム住宅ローンの焦げ付き急増からくる信用不安からドル売りが加速し、円相場は前日比1円30銭近く円高・ドル安の1ドル=112円台半ばの円高水準に急伸した。東京市場で112円台を付けたのは9月10日以来約2カ月ぶり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000011-gen-ent