テレビ用のブラウン管販売で国際カルテルを結んでいた疑いが強まったとして、公正取引委員会は8日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで松下電器産業子会社のMT映像ディスプレイ(大阪府高槻市)を立ち入り検査した。
関係者によると、同社は韓国などアジア地域のメーカーとともに、ブラウン管の販売価格を維持するため、国際市場で価格カルテルを結んでいた疑いが持たれている。
ブラウン管テレビの販売数は世界的に減少傾向にあるが、中南米やインドなどでは需要が多い。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007110801000953.html