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2007年11月08日(木) 10時00分

どっちがうそつきか!? 小沢会見を首相サイドが否定日刊ゲンダイ

 どっちがウソをついているのか。密室で行われた大連立協議の合意について、小沢代表と福田首相の説明に、大きな食い違いが出てきた。
 5日、正午前、報道陣のインタビューに応じた福田首相は、小沢辞任表明について、「ビックリした」「うん、ビックリしたな」と繰り返した後、「どちらが連立を持ちかけたのか」との質問には、しばらく考え、「まあ、お互い、そういう気持ちになっていて、あうんの呼吸かな」と語った。小沢主導説を否定はしなかった。
 もうひとつは新テロ特措法の扱いについてだ。
 4日の会見で、小沢代表は、「福田総理は、できれば通してほしいが、連立が成立するならば、あえてこだわりはしないと確約した」と語った。
 これが事実なら、いま国会でカンカンガクガクやっている新テロ特措法はどうでもいいと福田首相が認めたことになり、大問題。
 それだけに、首相サイドは防戦に必死だ。「そんな確約はしていない。小沢代表の思い違いではないか」と5日午前、町村官房長官は説明。さっそく煙幕を張り、認識の違いでかわす作戦だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000005-gen-ent