2007年11月08日(木) 11時54分
ブラック・ジャックはいないのか?(ツカサネット新聞)
小泉時代から取り上げられていた公務員制度の改革。安倍政権に引き継がれてからも特別会計や独立行政法人に流れる金の動きを改革しようと進めてきたわけだが、ここに来て結局「延期」という形になってしまった。
この改革推進においては、当時から多くの役人の反発を受けており、執拗な嫌がらせ等もあったという安倍政権としてもやりたいこともできず、年金問題や選挙惨敗も相俟って退陣に追い込まれたのは記憶に新しい。しかし、この公務員改革の反発も退陣の大きな原因と言っても過言ではないと感じている。
福田政権になってから「延期」の結果は予想通りだ。元々官僚的なやり方だし、この改革は役人に丸投げ状態。そもそも首相になりたくてなった人ではなく今、首相として在任できればいいわけで正直「ヤル気」や「覇気」は感じられない。
小泉。安倍。福田。
一体、何が薬で何が毒だったのか? 誰の処置が適切で誰の処置が杜撰だったのか? そもそも日本の傷口は薬や毒じゃ治らないだろう。今回もお得意の「先送り」。取り敢えず絆創膏を貼っただけの処置はますます傷口を悪化させている。
日本にブラック・ジャックはいないだろうか?
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(記者:ツカサの代表)
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