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2007年11月07日(水) 11時26分

そのネックレス あぶない!〜女子W杯バレーよりツカサネット新聞

女子バレーボールのワールドカップが始まり、テレビでも放映されるようになった。近年のバレーボールの試合は、試合開始前のミニライブから始まり、アマチュアとは思えないほどショーアップされてきた。どこから先がプロなのか、その区別さえもつかないほど派手な演出が目立っている。

ところで、派手なのは会場だけではない。選手のつけているジュエリー類だ。テレビ画面でアップになるたびに、胸元にネックレスが光り輝いているのが目につく。中には、ペンダント風のものもある。また、イヤリングかピアスか定かではないけれど、耳元が光っている選手もいる。これは、日本選手だけではなく、外国選手も含めての傾向だ。これを見て思うことはただひとつ「あぶないなぁ〜」だ。

経験がある人はわかると思うが、バレーボールは傍目で見るよりも激しいスポーツだ。レシーブにつきものの「回転レシーブ」は「東洋の魔女」といわれた時代の選手たちが、柔道の受身を応用して編み出したもの。レシーブしたはずみで斜め後ろに体を回転させて、素早く立ち上がり次の姿勢を取る。また、男子並みのフライングレシーブやスライディングもあり、そのたびに体は大きく宙を舞う。もちろん、身につけているアクセサリーも揺れる。

もし、試合の最中に、ネックレスが壊れたりしたら大変。それによって怪我をするかもしれない。それ以前に、ネックレスが顔面を直撃するのではと心配する。

また、選手のヘアスタイルや長い爪もプレイの妨げになる。さすがに、長い髪をそのままなびかせてプレイする選手はいないが、ちょっとしたことでも怪我の原因につながるのだから、選手は試合中は女性であることを忘れるくらいでいてほしいと思う。

私は、ピアノをやっていた経験があるため、いまでも爪を伸ばすことができない。また、新しく買った洋服の袖は思いっきり短く切ってしまう。袖が長いと演奏の妨げになるからだ。その習性はいまでも残っているが、けっして悪いことではない。爪を短く切ったり、袖口をすっきりさせておくことは、台所仕事をするときにも助かる。

スポーツ選手が試合中にもおしゃれをすることは女性だけではない。激しいスポーツをする男性の場合でも、試合前にはヘアスタイルをビシッと決める選手がいるのだから、それも個性の表現方法かもしれない。しかし、派手すぎるおしゃれでプレイの妨げになったり怪我をすることのないように、それだけはお忘れなく!


(記者:翔子)

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