2007年11月07日(水) 11時25分
ロシアはウォッカ値上げ!「対岸の火事」?(ツカサネット新聞)
日本では庶民の飲み物ビールが値上がりするそうだが、外電によれば、隣国、ロシアでも国民酒?「ウォッカ」が値上げされたようである。
冬になれば、半端ではない寒さ対策で、昔からウォッカが国民に一番好まれる酒であったが、そのロシアで、ウォッカの卸値が12%の価格上昇。小売はきっと25%位の値上げになるのでは、と推測されている。
ロシア酒造連盟では、外国産のアルコール、特にモルダビアからの輸入再開措置に伴う入荷が予定より大幅に遅れていることと、2008年から消費税が7%になり、値上げせざるを得ないと言う。
何れにせよ、厳寒(マローズ)がやってくるロシアで、このウォッカなしで一冬過ごすのはきっと大変だろうと思う。ただ、酒だけではなく、食料品のインフレ傾向は一般国民にとって、大変な負担になっているようである。
一方、日本でもじわじわと食料品の値上がりが続いている。そして、ガソリン代の値上げである。
遂に150円/リットルを越えるところも出ているとなると、国民経済全般に悪影響が出ること間違いなく、我々も「自己防衛」対策を講じなければならないと覚悟している。流通コストにも跳ね返り、商品全般の価格高騰が目前に迫っていると直感している人々は、買いだめに走るかもしれない。
1970年代の石油ショック程の事はないであろうが、それにしても、日本の政治家は「のんびり」している。「羨ましい」と言うより、「無責任」の誹りを免れまい。
こんな「のんびり」した政治家に「身を預け」ていたら、命まで危ない時代である。
1980年代のバブル経済と1991年以降のバブル経済崩壊と、今日まで続く日本経済の危機(おそらく、多くの国会議員には、その意識はないのだと考える)の責任を問うているより、国民は真剣に「自己防衛」を考えた方が早いかも知れない。
まさに、これこそ、「自己責任」である。「主体的国民」とは、誠に残念ながら、「政治家に期待しない国民」を指すような時代になってしまった。
(記者:すばる)
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