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2007年11月07日(水) 16時02分

傷害:校長を金づちで殴る 容疑で男性教諭逮捕−−橋本署 /和歌山毎日新聞

 橋本署は6日、橋本市内の中学校で校長を金づちで殴ってけがを負わせたとして、大阪府河内長野市、男性教諭(34)=休職中=を傷害容疑で逮捕したと発表した。教諭は「殺すつもりだった」と供述しているといい、出刃包丁も持っていたことから、殺人未遂と銃刀法違反の容疑に切り替えて調べている。教諭は05年12月から休職、通院していたが、復帰に向けた準備中だったという。
 調べでは、教諭は1日午前10時ごろ、所属する中学校の校長室を訪れ、男性校長(58)に金づちで殴りかかり、左手に軽傷を負わせた疑い。教諭は当時、金づちと出刃包丁を2本ずつ所持。2日夜、関係者に付き添われて出頭し、同署は3日に逮捕した。
 6日記者会見した橋本市教委によると、教諭は10月31日、復帰準備について校長と話し合った際、途中で退席。1日に校長を訪ね、前日の行動をわびていたが、校長が後ろを向いた瞬間、殴りかかり、気づいた教職員らが取り押さえたという。
 森本国昭教育長は「休職中、校長が毎月1、2回面談するなど配慮してきたが、結果的に支援が十分でなかった。(警察へ)即座に通報すべきだった」と謝罪した。【安藤龍朗、上鶴弘志】

11月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000277-mailo-l30