2007年11月07日(水) 17時01分
共和党ポール氏、1日で5億円集金=反戦主張の「異端児」−米大統領選(時事通信)
【ワシントン7日時事】次期米大統領選の共和党候補8人の中で唯一イラク戦争に反対している「異端児」候補、ロン・ポール下院議員(72)は7日までに、主にインターネットを通じて5日に実施した資金集めキャンペーンで、1日分としては破格の約430万ドル(約5億円)の収入を上げたことを明らかにした。
医師出身のポール議員は、ブッシュ大統領の地元テキサス州選出で現在10期目のベテラン。個人の自由を最大限尊重する「リバタリアン」で、外交的には不干渉主義の立場からイラク撤退を訴えている。ただ、支持率は3%程度で、有力候補のジュリアーニ前ニューヨーク市長らに大きく引き離されている。
米メディアによると、今回のポール氏の集金額は、1日分の収入としては民主党最有力候補のヒラリー・クリントン上院議員が6月30日に記録した約620万ドル(約7億円)に次ぐ多さ。ポール氏は6日、ABCテレビで「うれしい驚きだ」と顔をほころばせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000092-jij-int