健康器具販売会社「サンキョーコーポレーション」(東京都豊島区)が「血液がサラサラになる」と偽って高額なブレスレットを販売していた事件で、同社が販売員に、薬事法違反を警戒して「病気が治る」といった表現を避けることなどを教える研修を受けさせていたことが6日、分かった。
研修は、同社がブレスレットを仕入れていた奈良県内の健康器具販売会社で行われ、千葉県警が事件との関連を調べている。
関係者によると、研修は2〜3日にわたり、医師法に抵触しないように血液の採取は客にやらせることも指導され、参加者には「ブレスレットを外したら1時間で血液が元に戻ります」などの販売口上も教え込まれたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071107i401.htm?from=main4