2007年11月06日(火) 00時30分
東洋ゴムも不燃性で偽装=難燃素材混ぜたパネル−店舗など176棟に使用(時事通信)
東洋ゴム工業(大阪市西区)が、建物の天井や壁に使用される断熱パネルの材料に難燃性の素材を混ぜて不燃性能試験などを受験し、6件の国土交通大臣認定を不正に取得していたことが5日、分かった。実際のパネルは、認定を受けた性能の約3倍の発熱量があり、激しい火災で発火する恐れがある。
店舗や工場、倉庫など少なくとも176棟で計約15万平方メートル分使用。富山県の中学校の厨房(ちゅうぼう)内壁なども含まれていた。
国土交通省は6件の認定を同日付で取り消し、使用先の建物を特定して改修などを行うよう同社に指示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000001-jij-soci