2007年11月06日(火) 10時04分
正当な失敗〜国の責任(ツカサネット新聞)
『国民年金徴収不能 12兆円に』・・・またこんな呆れる記事が掲載された。
そもそも国民年金納付率はすでに50%を切っている。相次ぐ不祥事と長引く不景気で、制度が崩壊しているのにも関わらず具体案は先送りという状況だ。
何故こんなことになったのか?
理由は様々だろうが、おそらく役人達は都度都度の請求のみ対応し中には横領し、すべてにおいて『杜撰な対応の積み重ね』の結果ではないかと思う。
まだ名前や額が分からない等の不備も相当な数だ。
そんな中、出資法違反に関する記事もちらほら見られる。
利回りが10%も20%ともデタラメを宣伝し1000万預けたら年に200万貰えるなど触れ込み金を集めては配当を先延ばし。挙げ句の果てに強制捜査から逮捕という事件はいくつかあった。
虎の子の退職金等を預けて途方に暮れたインタヴューを聞いていると悲しくなる。しかし、ウマイ話にすがる・賭ける そうせざるえない程、生活や今後の不安を抱えている人が多いのも現状なのだ。
出資法は確かに詐欺ではあるが国民年金制度に当てはめてもなんら変わりはない。
企業がやれば出資法違反。国がやれば正当な失敗。
日本はいつの間にか国民を騙す詐欺国家になってしまった。
ますます「自分の身は自分で守らなければいけない世の中になってきた」というのが実感だ。
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(記者:ツカサの代表)
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写真撮影:ツカサの代表記者
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