2007年11月06日(火) 17時00分
「早寝早起き朝ごはん」は社会人にも有効なのか?(R25)
夜更かしして、目が覚めたら遅刻寸前。朝食も食べずに家を飛び出す…。わかっちゃいるけどやめられない夜型生活。しかし、そんなことではこれからの世の中、出世が危ぶまれるかもしれない。というのも「早寝早起き朝ごはん」を企業研修に導入する動きがあるというからだ。提唱者は独自の学力向上指導法「隂山メソッド」で小学生の保護者からカリスマ的な人気を誇る立命館小学校副校長、隂山英男先生。DSソフトにもなった「百ます計算」を世に広めた人物である。
「生活習慣と学力は比例します。社会人だって同じ。今伸びている企業のトップはみんな朝型生活なんですよ」(隂山先生)
不規則な生活では元気が出ない。元気が出ないと自分を追い詰めてしまうという負のスパイラルに陥ってしまう。また、考えごとをするにも、夜はネガティブになりがちで、朝の方がいいアイデアが浮かぶのだそうだ。隂山先生によると、朝は6時までに起床、頭のウォーミングアップに百ます計算をやり、しっかり朝食を摂る生活がベストだという。
「朝食は一日の活力なので抜くのは×。ご飯と味噌汁にプラス何か一品といった和食が理想です。お米は腹持ちがよく、脳のエネルギー源であるブドウ糖がゆっくり分解されるので頭の回転もよくなるはず」(同)
なるほど「早く起きなさい」「ごはん食べなさい」と口うるさかった母親の小言も実は理に適っていたわけだ。とはいえ先生、言うはやすしですよ! 「早寝早起き朝ごはん」実現のための秘策はないんですか!?
「まずは起きる時間を強く意識すること。自分をコントロールできるようになれば、仕事もよい方向に向かいます。朝起きられない人が多いからこそ、早起きできる人は一歩リードできるのです」(同)
どんな人にでも時間だけは平等に与えられている。意識的な時間管理が「早寝早起き朝ごはん」に繋がるのだろう。これからの時代、タイムマネジメント能力が人生の明暗を分けるのかもしれない。
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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