部屋の乾燥防止や光熱費削減に、ウォームビズにも貢献。実は良いことづくしです。携帯カイロが普及してからというもの「湯たんぽ」を使用する人も少なくなりましたがここ数年、「湯たんぽ」の席巻です。今年は特に幅広い年代の方に「湯たんぽ」が売れています。
従来の「湯たんぽ」は、シンプルな色合いのカバーに包まれ、温めるという目的だけで、可愛らしさ、使い勝手さ等は、あまり重要視されていませんでした。
しかし、最近の「湯たんぽ」は、カバーの形が羊、ぶた、たぬき、ハート型になっており、一見、「クッション」だと思うような可愛らしいデザインになりました。
また、湯たんぽの形もさまざまあり、ベーシックな楕円形やハート型、温めたい部位に対応できる機能的なタイプも登場しました。20センチ前後のコンパクトなサイズもあり、オフィス等でひざに乗せてパソコンをしたり、リビングで、お腹に抱えながらテレビを見る方も増えています。
首や肩を温める専用の「肩湯たんぽ」は、ウエット素材を使用しているため、肌触りもよく、程よいお湯の重さが快適です。首、肩を温めることで、血行も促進され冷えだけではなく、肩こりを和らげてくれる効果も期待できそうです。
湯たんぽの基本は「お湯」ですが、ジェルタイプもあり、電子レンジで温めるだけなのでその簡易性が好評です。湯たんぽ同様、カバーが熊や羊、猫など可愛いデザインになっているため、プレゼントとしても人気があります。
冬の暖房は、部屋を乾燥させますが、湯たんぽは、空気を乾燥させることなく、身体を温めることができ、「環境・身体・家計」にも優しい暖房器具として見直されているようです。
約20種類扱っている、マロニエゲート・東急ハンズ5階の売り場では、10月の段階からお客様からの問い合わせが増えおり、これからの季節は自家需要・クリスマスプレゼントとして、益々売れるのではないかと予測しています。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/life/antenna/20071105ok05.htm