2007年11月05日(月) 10時00分
企画書などに貼りつけたいPC画面キャプチャの撮り方いろいろ(R25)
業務で企画書などを作成する際に、参考になるWebサイトをまるごと資料に貼り付けたい! と思うことはよくあるはず。そんなときに便利なのが、画面キャプチャのテクニックだ。
画面キャプチャは「スクリーンショット」とも呼ばれ、ディスプレイに表示されているウィンドウなどを、カメラで撮影したように静止画として保存する機能だ。Windowsでは、キーボード上の[PrintScreen]キーを押すことで、画面全体がまるごとクリップボードに取り込まれる。そのまま「ペイント」などのグラフィックソフトを起動して「貼り付け」すれば、画像ファイルとして保存できる。また、[Alt]+[PrintScreen]キーを同時に押すと、一番手前に表示されている“アクティブウィンドウ”だけをキャプチャすることも可能だ。
だが、Webサイトなどの“縦に長い”ウィンドウの場合、ディスプレイに映っていない範囲は一発でキャプチャできない。少しずつ表示範囲をスクロールしながら繰り返しキャプチャを撮り、後からレタッチソフトで画像を合成する…という方法がよく使われるが、かなり面倒なのが難。そこで、ブラウザのツールバーとして手軽に利用できる『キャプチャーイット!ツールバー』などの、“スクロールキャプチャー”に対応した専用ソフトを使うと、ボタン1つで縦長ウィンドウをきれいにキャプチャできる。
また、PC上級者でも意外と知らないのが、再生中の動画ファイルを静止画像としてキャプチャする方法だ。通常、ウィンドウズ・メディアプレーヤーなどで動画を再生中に画面キャプチャをすると、肝心の動画部分が黒く塗りつぶされた画像が撮れてしまう。実はこれ、メディアプレーヤーが動画再生時にパソコンの負荷を減らす「ビデオ・オーバーレイ」という技術を使っているために起こる現象だ。