2007年11月05日(月) 10時00分
ニンテンドーDS、PSPに続け!?GP2Xってどんなゲーム機なの?(R25)
最近、電車の中でゲームしてる人、よく見かけるようになったと思いません? 実用的なソフトが豊富で、老若男女を問わず遊べるニンテンドーDSや、グラフィックや処理能力がスゴイPSPなど、携帯ゲームは大人気。DSとPSPの販売台数は日本だけで合わせて2000万台を超えているというから、5人に1人が持っている計算になる。そんな携帯ゲーム隆盛の時代に、また新たな携帯ゲーム機が登場するという。
それが「GP2X」だ。読み方は「ジーピートゥーエックス」で、韓国や欧米で人気を博している上級者向け携帯ゲーム機だ。でも、「GP2X」は、PSPほどの高性能でもなければ、DSほど手軽に遊べるゲームが揃っているわけでもない。じゃあ、一体なにがスゴイのかっていうと、自作したゲームプログラムが遊べる携帯ゲーム機という点なのだ。
「GP2XはLinuxというOSを採用し、開発キットや有償ですがプログラミングのサポートもあるので、プログラムの知識がある人ならすぐにでもゲームを作ることができるんです。自分で作らなくても、すでにインターネット上で400を超えるゲームが公開されていますから、そこからダウンロードして遊ぶこともできますよ」(販売元のテルテン 松川政裕さん)
要するに、自作ゲームや、世界中のアマチュア製ゲームが気軽に楽しめるというわけなのだ。アマチュア製ゲームといっても、なかには市販ゲームに負けないクオリティのRPGや格闘ゲームのようなモノから、アイデア勝負のパズルゲームなど様々なジャンル・レベルのものがあるんだとか。さらに、
「ユーザーが作るゲームは、ネットから自由にアップ・ダウンロードされて、ユーザー同士でコミュニティが形成されています。ゲームソフトのコンテストも行われたりして、コミュニティもとても盛り上がっていますよ」(同)
ユーザーが製作者で、製作者がまたユーザーという世界。確かにそこには、今までにない楽しさがありそうだ。