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2007年11月04日(日) 10時00分

季節外れのヒットを飛ばし若手で頭一つ抜け出した小栗旬日刊ゲンダイ

“オグリ旋風”が止まらない。若手俳優の小栗旬(24)が主演する映画「クローズZERO」が大ヒットしているのだ。
 先週27日に公開が始まり、週末2日間で約30万人の観客を動員。興収も約4億円を記録し、配給の東宝は「興収30億円を目指す」と鼻息が荒い。
「男子高校を舞台に“ダレがいちばん強いのか”を決めるために、不良がケンカに明け暮れる男臭い内容です。累計3200万部を誇る大ヒット漫画をベースにした映画だけに、原作のファンが足を運ぶと思われていましたが、観客層は女子大生や女子高生が4割近くを占めている。小栗ファンが大挙して詰め掛けたのです」(映画ライター)
 このところの小栗人気は凄まじい。主演した夏ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス」(フジテレビ)は平均視聴率17%を上回り、夏ドラマで最高の数字をマークした。他にも「花より男子」(TBS)や「ごくせん」(日本テレビ)といったヒットドラマに出演していて、いまや小栗は“ヒットメーカー”と言ってもいい。
「小栗の所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』は映画製作も手掛けていて、『クローズ』では事務所の社長がプロデューサーを担当。事務所はTBS、東宝と並んで製作委員会に名を連ねています。小栗人気で興収30億を超えれば、事務所には数億円の利益が転がり込む。小栗は事務所の屋台骨を支える存在になりました」(マスコミ関係者)
 ドル箱俳優の誕生か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071104-00000002-gen-ent