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2007年10月31日(水) 10時40分

菓子製造・販売業者を一斉調査 「吉兆」偽装で福岡市朝日新聞

 高級料亭「吉兆」を展開するグループ会社「船場吉兆」が菓子の消費・賞味期限を偽装していた問題を受け、福岡市は31日、市内の菓子製造・販売業者への一斉立ち入り調査を実施した。1カ月かけて、ラベルの違法張り替えや、消費期限切れ商品の販売の有無を調べる。

 この日は、市内7区の保健所に所属する30人の食品衛生監視員が約300店を調査する予定。中央区の百貨店「博多大丸」には、開店前の午前9時半に監視員3人が訪れ、プリンやケーキなど生菓子を売る店舗を回って販売員への聞き取りなどをした。

http://www.asahi.com/national/update/1031/SEB200710310002.html