2007年10月31日(水) 14時38分
「乙女のカリスマ」野ばら被告、大麻所持で有罪判決(読売新聞)
大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の罪に問われた作家嶽本(たけもと)野ばら(本名・嶽本稔明)被告(39)の判決が31日午後、東京地裁であった。
小坂敏幸裁判長は、懲役8月、執行猶予3年(求刑・懲役8月)を言い渡した。
嶽本被告は、同日午前の罪状認否で「間違いありません」と起訴事実を認め、「興味本位で始めたが、気分的な高揚を求め、知らず知らずのうちに(大麻に)依存するようになった」と述べた。
検察側は論告で、嶽本被告が5年ほど前から大麻の使用を始め、以後、知人や海外の密売人から大麻を購入して使用を継続していたと指摘した。
嶽本被告は、2000年に「ミシン」で作家デビュー。恋愛小説集「エミリー」や映画化された「下妻物語」などの作品を次々と発表し、10代の少女を中心に「乙女のカリスマ」として人気を集めていたが、今年9月に東京都内の自宅などで大麻を所持していたとして、起訴された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000304-yom-soci