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2007年10月28日(日) 22時15分

比内鶏社、全従業員を解雇 偽装問題で社長が通知東京新聞

 秋田県大館市の食肉加工製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長)による地元名産「比内地鶏」の偽装問題で、会社側が全従業員15人に対し、解雇を通知していたことが28日、分かった。

 関係者によると、藤原社長と従業員全員が27日午前、同社に集まり、社長が解雇を口頭で伝えた。

 藤原社長は解雇の理由を「営業再開が難しいと判断した」と説明。従業員に対し「こういう結果になって迷惑を掛けた」と伝え、陳謝した。同社幹部も「弁解の言葉もない」と述べたという。

 28日は、離職の手続きについての説明会が開かれた。社長の今後の進退や従業員の再雇用などの話は出なかったという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007102801000513.html