国際オリンピック委員会(IOC)のルンメ・マーケティング部長は25日、2010年バンクーバー冬季と12年ロンドン夏季両五輪の日本向け放送権交渉について「年内にまとまるのではないか」との見通しを明らかにした。
契約形態については「継続性を保ったものになる。革命ではなく進化する」と述べ、従来通りNHKと民放でつくるジャパン・コンソーシアム(JC)が主体となることを示唆した。
IOCはインターネット動画や携帯電話などメディア環境の変化に伴い、各国との放送権契約の見直しを推進。韓国では来年の北京五輪を最後に複数の放送局の集合体で契約するプール制を解消し、10年五輪以降はSBSテレビが単独で契約を結んでいる。(共同)
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