大阪市北区の新梅田シティにある水田で25日、同市立大淀小5年の児童約50人が稲刈りに取り組んだ。稲は同じ児童らが6月に田植えしたヒノヒカリ。夏の猛暑で生育が心配されたが、約1メートルほどの黄金色に育った。
実った稲を刈り取る大阪市立大淀小の5年生たち=25日午前、大阪市北区で
水田は、高層ビルの北側に地権者の積水ハウスなどが整備した「新・里山」(約8000平方メートル)の一角にある。秋空の下、子どもたちは慣れない手つきで鎌を使いながら、ひと株ずつ稲を刈り、計約40キロを収穫した。11月に精米し、参加児童らに配るという。