JR東京駅の待ち合わせ場所のシンボル「銀の鈴」が25日、エキナカ商業施設「グランスタ」の開業に合わせ、4代目に代替わりした。直径80センチ、重さ70キロ。銀でもなくスズでもなく、アルミ合金製で、ガラスケース内で天井からつられている。東京芸術大学の宮田亮平学長が作製、毎時0分に鈴の音のメロディーが流れる。
お披露目された4代目の「銀の鈴」=25日午後、JR東京駅で
銀の鈴は68年に駅1階に設置されたのが始まり。94年から地下に移った。神社の鈴にヒントを得たという。初代はボール紙と銀紙を用いた張りぼて。69年にクロムめっきの2代目が、85年に銀めっきの先代が、跡を継いできた。
4代目は、八重洲側の地下1階、47店舗が入るエキナカ施設のど真ん中にある。初日は、銀の鈴がどこにあるのか分からないほど、あたりは大にぎわいだった。