−−今、亀田ジムで練習させない、それと協栄ジムで練習させるという条件がでているが、会長自身は何か条件をだしたのか
金平会長 協栄ジムで練習をしなさいといったら、毎日通いますといった。史郎に関しては「セコンドつけませんよ」といったら「もちろんです」といった。
−−これまでのパフォーマンスや態度について会長はなにか要請したか
金平会長 「厳しい批判はあるよ」と興毅にいった。興毅も父もうなずいていた。亀田家流といわれているパフォーマンスで盛り上がっている部分といかにメリハリをつけていくかについては、これからやっていかなければならない問題である。まだそういう段階ではなく私が処分をする、受けるという入り口の入り口の段階。
−−史郎氏が出てこなくても、興毅が出ることで亀田家として謝罪したことになると受け止めているのか
金平会長 史郎は重い決断をしたと思う。史郎が謝罪をしないのであれば、どういうことになるかということは申し上げた通りだ。ボクシングをこれから続けていくに当たって必要であろうということも申し上げている。
−−これまでの2年半のかかわりの中で、今日の史郎の表情とかは会長はどのように受け止めたか
金平会長 深刻な様子だった。「会長かばってください、助けてください」という感じもあった。かばうではなく、受け入れるか、受け入れられるかという問題だと話した。
−−興毅はどうだった
金平会長 言葉数は少ないが、長男として責任を重く感じてるな、と思った。
−−大毅の日常生活はどうか
金平会長 部屋に閉じこもって憔悴(しょうすい)している。私は顔をのぞくとかをしなかった。
−−興毅と大毅の共栄ジムとの契約関係はどうするのか
金平会長 それは明日申し上げる。
−−史郎氏は前回と今回でいっていることが違う。前回はないといい、今回は認めたが
金平会長 あるまじき行為である。
−−興毅に対する批判もあるが
金平会長 興毅も私もいいわけはしませんといった。協会から出ている厳重注意処分に加え、(ジムとしても)何らかの処分をせよとの声がありますので、その声に応えて処分を決める。
−−会長は指示があったという前提で処分を下すのか
金平会長 処分の理由は明日話す。協栄ジムでボクシングを続けていけるかどうかについても明日話す。
−−史郎氏は出てこないのか
金平会長 いいわけはしません。興毅が亀田家を代表して謝罪します。