2007年10月23日(火) 12時41分
兵庫・加古川市女児殺害から1週間 犯人逮捕には至らず、地元は厳戒態勢続く(フジTV)
兵庫・加古川市で小学2年生の女の子が自宅前で殺害されてから、23日で1週間になる。まだ犯人逮捕には至っておらず、地元では厳戒態勢が続いている。
児童たちは23日も、ものものしい警備の中、登校した。
保護者は「(子どもが)怖い怖い言う。今、公園にも連れていけない」、「早く捕まえてほしい。やっぱり子どもも、親も大変だし」などと話している。
小学2年生の鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)は16日午後6時すぎ、自宅前で何者かに胸などを刃物で刺されて殺害された。
事件当日、近くの公園から1人で自転車で帰宅した柚希ちゃんは、帰宅してすぐ、待ちかねた姉と妹と会話をした。
このとき、後ろを走っていた柚希ちゃんの知り合いは、「通りに不審な人物はいなかった」と証言している。
しかし、直後、柚希ちゃんは自転車置き場から玄関に向かうわずかな時間に襲われた。
消防は16日の会見で「『誰に?』と聞くと、(柚希ちゃんは)『大人の』と。『男か女か』と聞くと、『男が』と」と話した。
柚希ちゃんは最後の力を振り絞り、「大人の男」と救急隊員に伝えた。
しかし現場は暗く、犯人が柚希ちゃんの知らない人物とは言い切れない。
また犯人は、悲鳴を聞いてすぐに飛び出した家族にも目撃されていない。
柚希ちゃんは抵抗する間もなく刺されていた。
明確に殺害を目的とした犯行とみられる。
事件から1周間、犯人逮捕のめどは立たず、捜査は難航している。
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2007/10/23 12:41 取材: 関西テレビ
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120514.html