2007年10月23日(火) 12時21分
防衛省・守屋前事務次官接待問題 石破防衛相「誠に遺憾極まりない」(フジTV)
石破防衛相は23日朝、守屋前事務次官が次官就任後も「いけないこと」と認識していながら、2006年の秋まで、「山田洋行」の元専務から、ゴルフや飲食の接待を受け続けていたことを明らかにした。
石破防衛相は「事務次官という立場にあった人間が、このような不適切な行為を続けていた事実は、誠に遺憾極まりない」と述べた。
防衛省の調査に対し、守屋前次官は、次官就任後もゴルフ接待を受け続け、プレー代として、その都度、1万円を支払ったものの、プレー後にマージャンや飲食をともにすることもあったとしており、回数については「確認する材料がなく、コメントできない」としている。
さらに、元専務とアメリカ政府高官との会食に、守屋前次官が同席することもあったという。
守屋前次官は「割り勘であっても、利害関係者とのゴルフはいけないことを認識していたが、長年のつきあいがあり、やめることができなかった。組織全体に迷惑をかけ、深く反省している」と述べたという。
石破防衛相は「本人がどのような責任を自覚され、どのような対応を取られるかということでありますし、(退職金を)丸々受け取っていいのかといえば、わたしは個人的にはそうあるべきだと思いません」と述べ、自主的な退職金返還が望ましいとの認識を示している。
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2007/10/23 12:21
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120513.html