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2007年10月22日(月) 20時59分

薬害C型肝炎患者リスト放置問題 製薬会社側が197人の実名を把握していたことが判明フジTV

血液製剤投与後にC型肝炎を発症した患者のリストが放置されていた問題で、国が、2人分の実名入り資料を保管していたのに続き、製薬会社側は、197人の実名を把握していたことがわかった。
薬害C型肝炎原告団の福田 衣里子さんは「国は企業に加担した。これだけの被害を拡大した国、製薬会社は、責任を持って被害者を救済すべきだというふうに思います」と語った。
血液製剤フィブリノゲンを製造した旧三菱ウェルファーマ(現・田辺三菱製薬)によると、会社が把握している418人の肝炎発症者リストのうち、半数近い197人は実名を、170人はイニシャルを把握し、そのうち住所と氏名がそろっている人数は、40人にのぼるという。
厚生労働省は、実名2人とイニシャル116人分の情報を把握していたが、製薬会社には、それを大きく上回る患者情報があったことになる。
舛添厚生労働相は22日午後、旧三菱ウェルファーマの社長らに対して、患者のプライバシーに配慮しながら告知するよう要請した。
highlow highlow 2007/10/22 20:59

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120485.html