2007年10月20日(土) 03時00分
赤福で新たな改ざん=再包装翌日を「製造日」に(時事通信)
伊勢の土産物「赤福餅」を製造・販売する老舗和菓子店「赤福」(三重県伊勢市)による一連の製造日改ざん問題で、同社が解凍した上で再包装した商品に、再包装した翌日を製造日として印字する「先付け」と呼ばれる偽装が行われていたことが19日、明らかになった。再包装した商品への先付けが新たに発覚したことで、赤福への信用はさらに失われそうだ。
赤福によるこれまでの説明では、同社はいったん消費期限を表示した商品を最長で14日間冷凍保存。注文に応じて解凍・再包装し、再包装した日を新たな「製造日」と表示・販売していた。
しかし、赤福は同日、農水省などに対して実際は再包装した商品の中に、翌日を製造日として表示していたものもあったと説明した。「先付け」は、本社工場を含む3工場で日常的に行われていたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000011-jij-pol