2007年10月10日(水) 00時01分
大阪市営地下鉄運転士 また飲酒検知(産経新聞)
大阪市営地下鉄今里筋線の男性運転士(38)が9月26日の乗務前検査で、道路交通法で基準を超えるアルコール分が検出されたことが9日、わかった。市はこの運転士を乗務からはずし、懲戒処分を検討している。市営地下鉄では同月4日に長堀鶴見緑地線の男性運転士(36)が同様の違反で同月21日から停職1カ月の懲戒処分を受けたばかりだった。
市によると、今里筋線の運転士は9月26日午前9時40分ごろ、事務所で乗務前検査を受けた際、呼気1リットル中0・47ミリグラムのアルコール分が検知された。運転士は乗務禁止になり、以後約2週間、乗務からはずれている。
この運転士は前日の25日に午後7時半で乗務を終え、午後9時半ごろから友人と市内で食事した際、酒も飲んだと説明。「その酒が残ってしまった」という。
市交通局は地下鉄に関し、9月から乗務前検査で基準を超えるアルコール分を検知した場合、停職1カ月の懲戒処分とする内規を定めている。
ほかの政令市では横浜市が、市営地下鉄の運転士に対し、平成16年11月から0・15ミリグラム以上のアルコール検知で停職2カ月の懲戒処分とする基準を公表している。
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