2007年10月08日(月) 18時39分
キューバ革命の英雄・ゲバラ、故地で没後40年記念式典(読売新聞)
【サンタクララ(キューバ中部)=中島慎一郎】キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ(1928〜67年)の没後40年を記念する式典が8日、キューバ中部のサンタクララで行われる。
サンタクララは、58年12月にゲバラ率いるゲリラ部隊が制圧し、革命を成功に導く契機を作った地で、ゲバラの遺骨が納められた霊びょうがある。
ゲバラは、キューバ革命の「輸出」を目指してアフリカのコンゴや南米ボリビアでゲリラ戦を展開したが、67年10月9日、ボリビア政府軍に射殺された。遺骨は死後30年を経た97年7月にキューバに返還され、現在の場所に安置された。
コンゴでゲバラと一緒に戦ったイデルフォンソ・サンチェス氏(63)は、「ゲバラは自分にできない命令は部下に決して下さなかった。常に規律正しく、高いモラルと倫理を持っていた。持病の喘息に苦しみながらも疲れは見せず、人々の自由のために人生を捧げた」と振り返った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071008-00000011-yom-int