テレビ朝日は8日夜の「報道ステーション」で、ミャンマー(ビルマ)で先月、反政府デモの取材中に銃撃され、倒れたジャーナリスト長井健司さんから、治安部隊員の1人がビデオカメラのようなものを持ち去る映像を放映した。
この映像は、長井さんが銃撃されたヤンゴン中心街の現場近くを撮影したもので、5分余りの長さ。長井さんとみられる人物が路上に倒れ、治安部隊員が群衆を排除した後、1人がビデオカメラのようなものを持ち去っていた。
長井さんと契約していたAPF通信社の山路徹代表は、「治安部隊が押収したのではないだろうか」と話す。
http://www.asahi.com/international/update/1008/TKY200710080315.html