大阪府寝屋川市でコンビニ店員上内健司さん(27)が万引した少年を追いかけて刺殺された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された寝屋川市の工員の少年(19)が、寝屋川署捜査本部の調べに「家から近かったから(コンビニ店を)選んだ」と話していることが8日、分かった。
捜査本部は、身近な場所で万引しようとした場当たり的な犯行とみている。8日、強盗殺人容疑で工員の少年を、強盗致死容疑で同市の内装工アルバイトの少年(15)を送検した。
調べでは、2人は6日午前零時50分ごろ、寝屋川市高宮のコンビニ「セブン−イレブン寝屋川高宮店」で、缶ビール12本などを入れた買い物かご2つを持って逃走。かごの1つは現場付近で見つかったが、もう1つは内装工の少年が「捨てた」と供述しており、捜査本部が捜している。