長野市のコンビニエンスストアで7日夜、客の主婦(40)が男に刺された事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された男は長野県飯綱町川上、雑貨店手伝い戸谷浩秋容疑者(41)であることが8日、長野中央署の調べで分かった。
戸谷容疑者は黙秘を続けているが、主婦とは面識がなかったとみられ、県警は通り魔的犯行の可能性が高いとして追及している。主婦は依然として重体。
調べでは、戸谷容疑者は7日午後8時すぎ、包丁など計3本の刃物を持って車でコンビニに行き、レジの前にいた主婦の腰を無言のまま後ろから包丁で刺した。
主婦は長女(5カ月)を抱いており、そばに夫(25)と長男(4)がいた。夫と店員が、催涙スプレーをまいて抵抗する戸谷容疑者から刃物を取り上げて店の隅に追い詰め、駆け付けた警察官が逮捕した。
(共同)