8月に放火された自民党の野田聖子元郵政相の地元事務所(岐阜市)が8日、改修工事を終えて約2カ月ぶりに再開した。
新たな事務所開きに、後援会幹部や事務所関係者約25人が参加。野田氏は「今日は新たなスタート。皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」とあいさつした。
事務所では、不審者の侵入を防ぐため、窓ガラスを強化するなどセキュリティーを高めたという。
事件は、8月10日未明、岐阜市内のビル1階の地元事務所に何者かが窓ガラスを割って侵入、パソコンなどを盗んで放火した。岐阜県警は岐阜南署に特別捜査本部を設置して捜査を続けているが依然有力な情報はないという。事務所は「一日も早く事件が解決してくれれば」と話している。
(共同)