春夏通算6回甲子園に出場している愛媛県四国中央市の県立川之江高校で、8月上旬から9月末にかけ、2年生の野球部員10人が練習中や練習後、1年生部員18人の顔を平手で殴ったり、腹をけったりしていたことが8日、分かった。
学校側は9月30日の練習後、外部のトレーナーが、水をかけられ泣いている1年生を見つけ初めて把握。10月2日に県高校野球連盟に報告し、処分を待っており、活動を自粛している。
加地秀司教頭は「練習でのミスや、上級生の指導に従わない態度への指導が度を超え、指導としてすまされないことになった。早くに発見できず申し訳ない」と話している。