松山市の秋祭りで7日、市内の各地でみこしをぶつけ合う「鉢合わせ」が行われ、2人が骨折などの重傷、20人が軽傷を負った。松山東署が詳しい状況を調べている。
調べによると、道後湯之町の道後温泉駅前では午前6時から8時ごろ、みこしを担いでいた男性15人がみこしにぶつかったり、担ぎ手同士で足を踏んだりして15人が重軽傷。
午前7時40分ごろ、小栗の雄郡神社の境内であった鉢合わせでは2人が軽傷。午後4時45分ごろ、石手川緑地公園であった鉢合わせでは1人が内臓出血の重傷、4人が軽傷を負った。
松山市では、5日から市内各地の神社などで秋祭りが行われていた。同市の祭りでは昨年も死傷者が出ている。