日本遺族会の古賀誠会長(自民党選対委員長)は6日、津市で開かれた三重県遺族会の会合で講演し、靖国神社に合祀されているA級戦犯分祀の必要性をあらためて指摘した。
古賀氏は「靖国神社が戦没者追悼の唯一の施設であるということを基本にして、天皇陛下を含む国民すべての方が英霊のみ霊にお参りできる施設として残すべきだ」と強調。
その上で「A級戦犯だけに責任があるとは決して言わないが、多くの戦没者の遺族を出してしまった。国の時の指導者に責任を取ってもらうのは1つの考え方だ。遺族会でA級戦犯の分祀を含めて勉強会をしている」と述べた。