京都府警南署の巡査部長(45)が9月、京田辺市の自宅で首をオノで切られ殺害された事件で、京都地検は5日、殺人の非行事実で二女(16)を京都家裁に送致した。府警によると、二女は「お父さんに申し訳ない」と、謝罪の気持ちを話し始めているという。
これまでの調べに「お父さんの女性との関係が嫌で、この世からいなくなればいいと思った」と動機を話す一方、「お父さんがいなくなれば、幸せになれると思った。母や姉には迷惑をかけた」とも話しているという。
調べでは、二女は9月18日午前4時ごろ、自宅2階で寝ていた巡査部長の首を、オノで数回切りつけ殺害した疑い。母親の通報で駆け付けた田辺署員が、犯行を認めた二女を逮捕した。