イオンの岡田元也社長は4日、2007年8月中間決算発表の席上、食品メーカーが小麦やトウモロコシなどの高騰を理由にめん製品やハム、菓子などの値上げを相次ぎ表明したことに対し、食品などを対象に8月に宣言した「価格凍結」を堅持する姿勢を示した。
岡田社長は「製・販が協働して、無駄を徹底して省く段階に来ている」と指摘。その上で、物流合理化などの取り組みを加速するとともに、メーカー側の努力を促すため「製造工程の無駄を省く技術力や経営のマネジメントに優れたパートナーを選択する」と明言。
ZAKZAK 2007/10/05