11月の大阪市長選に3選を目指して出馬する意向の関淳一市長(72)は5日、マニフェスト(公約集)を正式に発表。市営地下鉄は「議会の了解を得た上で、市を主要株主とする株式会社」とする方向を打ち出したほか、市職員の1万1000人削減を盛り込んだ。
自民党は、タレントとしても活動している橋下徹弁護士(38)の擁立を模索したが、本人は固辞。このため市議団を中心に、関市長を推薦すべきだとの意見が強まっている。
市長選をめぐっては、自民党に推薦を申請している橋爪紳也元大阪市立大教授(46)と、共産党推薦で出馬予定の姫野浄元市議(71)も公約を発表。
民主党は、独自候補を擁立する方針だが候補者選定は難航している。