新潟県警秋葉署は5日、出産直後の女の赤ちゃんを自宅1階の窓(高さ約1・9メートル)から落としたとして、殺人未遂の疑いで母親の新潟市秋葉区朝日、無職久保美千代容疑者(27)を逮捕した。赤ちゃんは頭の骨を折るなどの重傷。同署が動機などを追及している。
調べでは、久保容疑者は9月22日午後11時半ごろ、自宅のトイレで体重約2300グラムの女児を出産した後、トイレの窓から屋外に落とし、放置した疑い。
久保容疑者がトイレに入ったまま出てこないため、不審に思った母親が確認。ぐったりして座っていたため、病院に搬送され出産が分かった。
祖父が翌23日午前3時20分ごろ、軒下で赤ちゃんを見つけた。久保容疑者は祖父母、両親との5人暮らし。家族は妊娠に気付いていなかったという。