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2007年10月02日(火) 20時10分

無免許で眼科診療所開業、不正収入5500万円読売新聞

 医師免許がないのに眼科診療所を開業し、診療行為をしていたとして、岐阜県警は2日、同県瑞穂市野白新田、無職河口哲也容疑者(32)を医師法違反の疑いで逮捕した。

 河口容疑者は延べ約7500人を診察し、約5500万円の不正な収入を得ており、「母親が病弱で、父親が一人で生計を立てていた。医者になって金もうけをし、親を楽にしてあげたかった」と容疑を認めている。

 調べによると、河口容疑者は2005年12月から今年7月まで、同県北方町平成に眼科診療所「アイクリニック北方」を無資格で開業し、患者の診断、コンタクトレンズや薬の処方などをした疑い。医学書を読むなどで独学し、インターネット上に公開された医師免許を利用して偽免許を作成していた。

 3歳の男児が結膜炎と誤診され、処方された目薬を点眼して症状がひどくなった健康被害が1件起きていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071002i311.htm?from=navr