2007年09月28日(金) 14時01分
サラ金:被害者をなくそう 県内初の交流集会−−あす、あさって大津5カ所で /滋賀(毎日新聞)
多重債務や過剰与信の被害者を生まない社会を目指そうと「第27回全国クレ・サラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会in滋賀」(全国クレジット・サラ金問題対策協議会など主催)が29、30日の両日、大津市打出浜のびわ湖ホールなど5カ所で開かれる。国からも金融庁や内閣府自殺対策推進室職員が出席する。
県内の開催は初めて。全国から消費者問題に取り組む弁護士や司法書士のほか、多重債務の被害者も参加する。グレーゾーン金利の廃止を柱とする昨年12月の貸金業法改正で消費者金融への規制強化が進み、今後の焦点は金利の引き下げから、被害防止や行政の多重債務対策へと移る。
29日は橘木俊詔・同志社大教授が「格差社会の行く末」と題して講演。続いて「過払い金の返還実務」「自死遺族のケア」など18テーマの分科会で意見交換する。【豊田将志】
9月28日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070928-00000194-mailo-l25