2007年09月25日(火) 17時40分
アキバで活動中の地下アイドルライブそのアツさを体験してきた!(R25)
——萌えと電脳の街、秋葉原。
この街では現在、“アイドル”が急増中だそう。
えー、今みなさんが思い浮かべた、雑誌やテレビで活躍するアイドルさんは、一度アタマから消してください。今回は“全国区アイドル”ではなく、秋葉原を中心に活動している“アキバ系アイドル”もしくは“地下アイドル”と呼ばれる女のコたちのお話です。
彼女たちは、日曜のアキバの歩行者天国や、ライブハウスを中心に活動していて、現在アキバでもっともアツく盛り上がっているというもっぱらの噂なんです。…そこで、彼女たちのライブに潜入してきました。
やってきたのは秋葉原の地下にあるライブハウスで行われた『GIRLS=DRESS vol.4』というイベント。平日だというのに多くのファンが詰めかけています。観客の年齢層は20〜30代の男性が中心です。
熱気がこもる地下のステージには、次々と何組ものアイドルが登場! 初ライブのグループもいれば、活動6年目というベテランも。なかにはオリジナル曲が少なく、一般のアイドルの曲をカラオケで歌う子だっていますよ!(注・カバーというそうです)
そして驚いたのは、アイドルよりもファンの盛り上がりです! "ヲタ芸"と呼ばれる、特異な応援ダンスパフォーマンスを一心不乱に踊るファンたち! 全員の動きがピッタリ合って、会場は完全に一体化! スゲーー!! なんだかわかんないけど感動した! 女のコたちの歌唱力やルックスなんかは、もう関係なくなってきてますよ! そういうレベルじゃない!
「地下系アイドルさんたちの一番の魅力は、ステージまでの近さと、彼女たちと仲良くなれるという身近さにあると思います。地下に来るお客さんたちは『将来、人気が出るアイドルを青田買いしたい』というよりも、『カワイイ子と一緒に楽しく盛り上がりたい』という人たちが多いんです。だから、オリジナルよりもカバーが盛り上がることもありますね。アキバ発のアイドルグループ、AKB48さんが全国区になったことで、『私も!』と、夢を目指している子も増えて、今、アキバの地下はすごく面白いんです!」(地下アイドル系イベントを中心にMC活動する林紗登未さん)
イベント後は、彼女らのグッズ即売会。CDや写真などを本人から直接買い、握手や一緒に写真もOK。…なんだかインディーズバンドのライブに近いかも。でも、ある意味バンドよりもアツい! みなさんも、怖いもの見たさでもいいので、一度アキバの地下に行ってみては? ファンが舞う“ヲタ芸”だけでも、一見の価値アリですよ!
(R25編集部)
アキバで活動中の地下アイドルライブそのアツさを体験してきた!の詳細情報
※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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