米消費者製品安全委員会(CPSC)は21日、中国製のベビーベッドの側板に挟まれた乳児3人が窒息死した疑いがあるとして、発注・販売した赤ちゃん用品メーカーのシンプリシティ社(ペンシルベニア州)が約100万台を自主回収すると発表した。
ベッドは98〜07年に全米で100〜300ドル(約1万〜3万円)で販売されたが、日本に輸入されたかどうかは不明。
CPSCによると、シンプリシティ社の設計ミスなどにより、購入者が組み立てる際に側板を逆さに取り付けてしまい、本体と側板との間に生じたすきまに乳児が挟まってしまう恐れがあるという。窒息死のほかにも60件以上の事故や不具合が報告されているという。
http://www.asahi.com/business/update/0922/TKY200709220070.html