NTT東日本は20日、元社員の自宅パソコンからファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して、計4万1000件余りの顧客・社員情報がインターネット上に流出したと発表した。
流出したのは1万9821人の個人客と1万1275件の法人客、1万193人の社員らの名前、住所、電話番号など。個人客の銀行口座番号も4件含まれていた。多くが東京都内の顧客という。
元社員は30代男性で、NTT東の子会社に出向し、04年10月に退職。退職直前にハードディスクで顧客情報を持ち出していた。持ち出し時に義務づけられていた上司の許可は得なかったという。
NTT東のウィニーによる情報流出は過去に8回、約2200件あり、今回が最大。問い合わせ先は0120・011451。
http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200709200284.html