神戸市の私立高校で飛び降り自殺した3年の男子生徒(18)に現金を要求したとして、恐喝未遂容疑で逮捕された同級生の少年(17)が支払いを催促した携帯メールが、自殺直前に1日数件に上っていたことが兵庫県警少年捜査課などの調べで18日、分かった。
県警は一時期に集中した現金要求メールが自殺した生徒を追い詰めた疑いがあるとみて、生徒らの携帯電話のメール送受信歴などを調べている。
また、県警が少年らを含む同校の生徒から自殺の背景などについて事情を聴いた後、フットサルの仲間同士で「警察にうそをついてもばれない。怖くない」という趣旨のメールを回覧していたことも新たに分かった。